普段自分では見えないため、放置されがちな「うなじ」(首の後ろ)のムダ毛。
しかしうなじは、後ろや横に位置する人にとっては「最もよく見える素肌」と言っても過言ではなく、ムダ毛を脱毛して襟足をスッキリさせることでより美しい印象を与えることができます。
ただ、うなじや襟足のムダ毛を自分で処理するのはなかなか大変ですよね。
鏡ごしにカミソリなどで行う必要があり、うまく剃れず理想の形に整えられなかったり、カミソリの刃で皮膚を傷つけてしまったりするリスクもあります。
そんなうなじも、医療脱毛をして襟足を理想の形に整えてしまえば、自己処理が難しい後ろ首も生涯に渡ってシェービングする必要がなくなり、襟足が目立つショートヘアやアップにしたヘアスタイルに自信が持てるようになります。
この記事ではそんなうなじ脱毛の施術の詳細や、失敗しないための施術のコツについて解説します。
襟足を整えるうなじの脱毛について解説する前に、「襟足」と「うなじ」の違いについて説明します。
襟足やうなじは同じような意味で語られることが多いですが、厳密には少し違います。
襟足は、「首の後ろ上部の生え際付近」のことで、うなじは「首の後ろの襟足より下の部分全般」を指します。
襟足は、場所によっては頭髪も含まれ、「頭髪」に分類される毛は、毛に含まれるメラニンが多く火傷などのリスクがあるためレーザーの照射はできません。一方うなじに生えている毛は、基本的にすべて体毛にいうことになり、照射が可能です。
ただ髪と体毛の境目はグラデーションになっており、どこまで脱毛できるかはひとりひとりの毛質によっても異なります。
「首脱毛」「うなじ脱毛」の施術を受ける場合、自分の場合どこまで脱毛してもらえるかは、カウンセリングなどの段階で見せてよく確認しておきましょう。
クリニックでのみ受けられる医療レーザー脱毛なら、半永久的にうなじのムダ毛を脱毛し、美しいうなじを手に入れることができます。うなじを脱毛し、襟足を整えることでもたらされる主なメリットは下記の4つです。
● うなじを露出させるヘアスタイルがいつでも映える
● 首筋の清潔感が増す
● 首が長く細く見える
● 自己処理の手間やリスクが減る
それぞれ詳しく解説していきます。
ヘアサロンで髪をショートヘアにしたり、アップスタイルにセットしてもらったときに、うなじの産毛をシェービングしてもらったことはありませんか?
わざわざうなじのムダ毛を剃るのは、襟足の形が整っていると、首筋を見せるヘアスタイルがより美しく見えるからです。
医療レーザー脱毛で永久脱毛してしまえば、ショートヘアはもちろん、髪を結ったりアップスタイルにした時に、いつでも美しいうなじをキープすることができ、後ろ姿にも自信が持てます。
また、パーティドレスなどを着用した時などにも、首元のアクセサリーの輝きも美しく際立ちます。
うなじの産毛を脱毛して襟足がすっきりすると、首筋のくすみが取れて肌の色が白く見えて清潔感が増します。
また暑い時期や運動後のムレやベタつきを軽減でき、あせもなどの肌トラブルも起きにくくなります。
うなじのムダ毛が無くなって髪との境界がはっきりすることで、首を長く見せる効果があります。
また、首が長く見えるとほっそりとして見える効果もあるため、患者さまご自身の魅力をよりアップさせることに繋がります。
うなじの毛を自己処理すると、見えにくく手が届きにくいために時間がかかったり、剃り残しが生じたりしがちです。クリニックで永久脱毛を完了することで、そうした自己処理から解放され、毎日の身だしなみが楽になります。
また、繰り返すシェービングによる肌荒れや埋没毛も避けたい悩みです。見えにくい箇所をカミソリでシェービングすることによる怪我の可能性も否めません。
うなじのムダ毛を医療脱毛することで、そういったリスクから永久的に解放されるのも大きなメリットです。
これらのポイントを念頭に置いて、美容と自己投資の一環として、うなじ脱毛を考えてみてはいかがでしょうか。
フェミークリニックでは、患者さまのこだわりをじっくりお聞きして理想のうなじ・襟足を作るお手伝いをします。
続いて、うなじの脱毛で作る襟足のデザインの種類について解説します。
レーザーの熱により毛根の機能ごと破壊する医療脱毛は、一度完了させると二度と毛は生えません。そのため、襟足のデザインを予め決めて、施術する看護師に伝えることが重要です。
でもデザインと言われても、どう伝えればいいかわからないですよね。
そこでうなじ脱毛で残す襟足の形として人気のものをイラストにしました。
ぜひ理想のデザインを決める際の参考にしてください。
襟足のデザインの中でもポピュラーなデザインで、首を細く長く見せる効果があります。
大人っぽく上品な印象を演出したい方におすすめの形です。
日本人に多いと言われているうなじの形を生かしたデザインです。
ナチュラルですっきりとした印象が演出できます。
やわらかな印象が演出できるデザインです。
横顔をすっきり見せたい方、若々しい印象を手に入れたい方におすすめです。
うなじの脱毛は、明確なカウンセリングが成功の鍵です。理想のヘアラインを伝え、専門家から最適な脱毛プランを提案してもらいましょう。
フェミークリニックでは、実際に脱毛レーザーを照射する看護師が、患者さまの襟足付近の毛質を確認し、理想の襟足の形についてしっかりヒアリングを行います。
フェミークリニックの首・うなじ脱毛の特徴について解説していきます。
フェミークリニックのうなじ脱毛では、患者さまのご希望の襟足の形を詳しくお伺いし、レーザーを照射する範囲のすり合わせを事前に行います。
残したい襟足のデザインが決まったら、ペンで照射範囲のマーキングを行い、写真に撮って患者さまにご覧いただき、ご納得いただいてから施術をはじめさせていただきます。
脱毛施術では完全にムダ毛が生えて来なくなるまでは数ヶ月ごとに何度か照射にお越しいただく必要がありますが、間違いがないように毎回必ず確認させていただいております。
永久脱毛が可能な医療脱毛を終えても、ムダ毛が生えてきてしまうことがあります。その理由として考えられることのひとつが、レーザーの打ち漏らしです。
フェミークリニックの医療脱毛では、レーザーの照射漏れがないように、照射を3分の1ずつ重ねながら照射しています。
一般的な方法よりも手間がかかりますが、脱毛完了後にまた生えてしまうといった失敗がないように必要なことだと考えています。
医療脱毛のうなじ脱毛で完全に毛が生えてこなくするために必要な照射回数は、5~10回です。うなじや襟足のムダ毛は細い産毛であるため、脇毛などのメラニンが豊富に含まれる太い体毛に比べて回数がかかります。
5回~10回と回数に開きがあるのは、襟足付近の毛は個人個人で太さや濃さなどの毛質が異なっているためです。
照射を重ねるにつれて毛質はだんだん細くなっていきます。
何度も繰り返し照射しないといけない理由については、毛には「毛周期」という成長サイクルがあるためです。
クリニックで受けられるレーザー脱毛や、脱毛サロンで受けられる光脱毛は、毛根に含まれる「メラニン」にレーザーや光の熱を反応させて毛を作る機能にダメージを与えていきます。
そのため、レーザーや光の照射は、毛のサイクル「毛周期」のうち、メラニン色素が豊富に含まれる「成長期」の毛にだけ効果があります。
しかし今成長期に当たる毛は、体毛全体に対して20%ほどしかないと言われており、全部の毛根に確実に必要なダメージを与えるには、何度か繰り返し照射する必要があります。
フェミークリニックでは、この毛周期に合わせて効率よくレーザーの照射ができるように脱毛スケジュールを組み、なるべく通う回数を抑えられるように工夫しています。
うなじの脱毛は基本的に細い産毛であるため、比較的痛みを感じにくい脱毛箇所です。
ただ、襟足付近の髪に近い体毛は、痛みを強めに感じることもあります。
フェミークリニックの医療脱毛では、適宜患者さまにお声がけをさせていただきながらレーザーを照射していきます。もし耐えられないほど痛みが強いと感じた場合は、遠慮なく伝えていただければと思います。出力を下げるなどの処置を行わせていただきます。(出力を下げた場合、その回の脱毛効果が弱まる可能性もございます。あらかじめご承知ください)
また、痛みに不安がある方には、オプションで麻酔のご用意もございます。こちらもお気軽にご相談ください。
フェミークリニックの公式YouTubeチャンネルでは、うなじ脱毛に興味が湧いた方のために、実際にうなじ脱毛に通われる患者さまに密着した動画をアップしています。
施術の様子や患者さまの感想も確認いただけますので、ぜひご覧ください。
理想の襟足を永久的にキープするために、うなじを脱毛する際に気をつけたいことをまとめました。
繰り返しになりますが、医療脱毛で脱毛した体毛は基本的に戻ることはありません。そのため、襟足の形は事前によく相談しましょう。
また、体毛だと思った箇所が髪の毛であった場合、脱毛を断られてしまう可能性もあります。そういった行き違いを予防するために、契約前のカウンセリングの際に、脱毛範囲をしっかり確認してくれるかどうか見極めてクリニックを選択するようにしましょう。
脱毛施術では、不要な体毛をシェービングした状態でレーザーの照射を行っていきます。そのため、もし照射範囲が間違っていても実際にムダ毛が生えてくるまでわかりません。
脱毛する範囲を「毎回」確認してくれるクリニックで施術を受けたほうがよいでしょう。
首の後ろの保湿は、顔やボディに比べてつい後回しになりがちです。しかし医療脱毛はレーザーの熱により肌が一時的に乾燥しやすくなります。そのため、脱毛に通っている間は特に意識してボディクリームなどで保湿をするようにしましょう。
また、肌が乾燥していると脱毛の際に痛みが出やすいという注意点もあります。
脱毛の施術を受ける際は特に、しっかりと保湿しておきましょう。
うなじは他のボディパーツに比べて素肌が表に露出していることが多く、太陽の直射を浴びやすい箇所です。さらに首の後ろは、うっかり日焼け止めを塗り忘れてしまいがちな箇所でもあります。
医療脱毛はレーザーをメラニンに反応させて毛根を破壊する施術であるため、もし日焼けしてしまっているとレーザーが反応してしまって痛みが強く出てしまったり、場合によっては火傷などのダメージへと繋がるリスクがあります。
うなじ脱毛を成功させるためには徹底した日焼け対策が欠かせません。美しい仕上がりのため、また脱毛治療を安全・スムーズに行うためにも、日焼け対策をしっかり行うことが重要です。
紫外線は真夏や晴天だけではなく、どんな季節でも、さらに曇天や雨空でも絶えず降り注いでいます。
夜以外に外出するときは必ず、日焼け止めを塗り、長時間外出する場合は定期的に塗り直すことを意識してください。
日傘やUVカットスカーフなどで首周りの紫外線を物理的にブロックするのも有効です。
うなじの脱毛を行う際、背中の脱毛も併せて行うと効果が格段に上がります。
背中はうなじ同様自分で処理しづらい部位なので、ムダ毛の処理が追いつかず、うなじと背中でムダ毛の境目がはっきりしてしまうことも。
背中も合わせてツルツルにすることで、ドレスやオープンバックのトップスも自信を持って着こなすことができるようになります。
うなじを脱毛して理想のすっきりとした襟足を実現したい方は、ぜひフェミークリニックの無料カウンセリングにお越しください。
まずはうなじに生えたムダ毛と襟足の髪の状態を確認させていただき、理想の襟足の形をヒアリングしながら脱毛の範囲をご提案させていただきます。
もちろんその場で脱毛を決める必要はなく、疑問点や不安点はすべてご質問いただき、検討の上ご納得いただけたら改めてお申し込みいただければと思います。
まずはお気軽に無料カウンセリングをご予約ください。
襟足・うなじ脱毛に関してよくいただくご質問をまとめました。
このページの監修医師
フェミークリニック総院長北山 英美子
東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。
click to invisible