「フェイスラインのニキビが治りづらい」
「跡を残さずにニキビをキレイに治したい」
フェイスラインにできたニキビは、かゆみを伴ったり、大量にできたりして悩む方が多い部位です。マスク生活が長引くことによって、フェイスラインにニキビができやすくなっているようです。
フェイスラインは顔の印象を決める大切な役割を果たしています。前から見ても横から見ても目立ってしまうため、できるだけ早くキレイに治したいですよね。
そこで今回は、フェイスラインニキビの原因と治し方をわかりやすく解説します。
この記事を読めば、フェイスラインニキビをキレイに治す方法がわかり、美肌を継続するきっかけを掴めます。
フェイスラインニキビにできるニキビの原因はさまざま。しっかりと治すだけでなく、再発も防止していくためには、原因を特定することが大切です。
フェイスラインニキビの主な原因は以下の5つです。
・乾燥
・ホルモンバランスの乱れ
・メイクの汚れ
・手やマスク、ひげ剃りの刺激
・食生活の乱れ
それぞれを解説します。
フェイスラインは肌が乾燥しやすい部位となっています。皮脂が多く分泌されるのに、肌のターンオーバーが遅いため、乾燥するとニキビが発生しやすいのです。
フェイスラインが乾燥すると、ニキビが大量に発生して、ニキビが赤く腫れあがったり、痛みを伴った黄色いニキビになったりします。
かゆみを伴うことも多いため、手でかいてしまったり、汗がしみたりすることで、ニキビが悪化。しっかりと治療しないと、ニキビ跡が残ったり、クレーターや色素沈着が起こったりします。
フェイスラインニキビができる場合は、しっかりと保湿を行い、肌が乾燥しないように注意しましょう。
ホルモンバランスの乱れは、疲れや睡眠不足、運動不足、ストレスなどによって引き起こされます。
ホルモンバランスが乱れると、肌が乾燥しやすくなったり、皮脂の分泌が活発になったりして、ニキビが発生しやすくなります。
ホルモンバランスを整えるためには、十分な休養を取ることが大切。寝不足にならないように睡眠時間6-7時間はしっかりと確保しましょう。夜はゆったりと入浴をしてリラックスすると、ストレスも発散でき、夜もよく眠れるようになります。
1日に30分程度のウォーキングなどを行い、運動不足にならないように注意しましょう。
睡眠や運動によって、成長ホルモンが分泌され、身体全体の調子が整っていきます。体調が良くなっていけば、ニキビも改善されていきますので、心身ともに健康な身体づくりをおこなっていきましょう。
フェイスラインはメイクの汚れが残りやすいです。毛穴にメイクの汚れが溜まっていくと、皮脂の分泌が阻害され、ニキビができやすくなります。
また、メイクの汚れを栄養分としてアクネ菌が増殖。ニキビを悪化させていきます。
メイク汚れはしっかりと洗顔をする必要があります。ぬるま湯で肌を冷やさないようにしながら、泡立てた洗顔フォームで肌をこすらないようにやさしく洗っていきましょう。
シャンプーやリンスのすすぎ残しにも注意してください。洗顔後はたっぷりの保湿で乾燥を防いでいきましょう。
フェイスラインは、手が触れることが多い場所。頬杖をついたり、汗をぬぐったりする時に手から細菌が移りやすいです。
また、マスクによって肌が刺激されたり、ムレによって不衛生にもなりがち。男性の場合はひげ剃りによる刺激も受けやすい場所です。
対策として、顔をなるべく手で触らないこと、そしてマスクは常に清潔なものをすることが大切です。マスクの素材を天然繊維の物に変えてみるのも良いでしょう。
ひげ剃りはカミソリではなく、電気シェーバーでやさしく行い、ひげ剃りのあとはしっかりと保湿すると良いです。
フェイスラインをなるべく刺激しないようにして、ニキビの発生や悪化を防止していきましょう。
食生活の乱れによってもニキビは発生しやすくなります。ニキビを発生させないためには、
・大豆製品や野菜、果物、海藻類を食べるようにする
・甘いものや脂っこいものを控える
・アルコールやカフェインを控える
といった食生活の改善が必要です。また、消化不良によってもニキビは発生しやすくなるため、よく噛んで食べることや冷たいものの飲食を控えることも大切。
また、大豆、鶏むね肉、ササミ、白身魚などの良質なたんぱく質もしっかり摂るようにしましょう。
フェイスラインのニキビを予防するためには、正しいスキンケアを行いつつ、ストレスを溜めないようにすることが大切です。
洗顔はごしごしと洗わずに、泡でマッサージするようにやさしく丁寧に行ってください。洗顔後は化粧水などでしっかりと保湿して、肌の乾燥を防ぎましょう。
ストレスは身体を緊張させ、血液の流れを悪くさせます。肌が乾燥しやすくなったり、皮脂が過剰に分泌されたりしますので、ストレスを発散しため込まないことが大切。
適度な運動と睡眠、気分転換ができる趣味などに時間を取れるようにしていきましょう。
フェイスラインニキビができてしまった場合は、悪化させないことが大切です。ニキビを悪化させないためには、
・ニキビは潰さない、触らない
・紫外線対策もしっかりと
フェイスラインのニキビは、手が触れやすい場所にあるため、ついニキビを潰してしまったり、ぽつぽつした部分を触ってしまったりしがちです。
しかし、ニキビは絶対に潰さないこと、触らないことが大切です。
ニキビを潰したり触ったりすると、ニキビが悪化するだけでなく、ニキビ跡が残ってしまったり、クレーターや色素沈着が起こったりして、キレイに治らなくなってしまうからです。特にフェイスラインは体質によって肥厚性瘢痕(盛り上がった赤い傷跡)が生じやすい部位のため注意が必要です。
ニキビは潰さない、触らないを徹底していきましょう。
フェイスラインは日差しの影響を受けやすい部位です。紫外線をしっかりと防止しないと、肌が荒れたり乾燥したりする原因となってしまいます。
紫外線の刺激によってもニキビが発生したり悪化しやすくなったりするため、紫外線対策はしっかりと行っていきましょう。
春夏はもちろん、秋冬も日焼け止めを忘れずに。乾燥しやすい季節では、肌を乾燥から守るために皮脂が分泌されやすくなります。
紫外線対策は1年を通してしっかりと行っていきましょう。
フェイスラインのニキビは、大量に発生してしまったり、強いかゆみを伴うことも多いです。手やマスクの刺激も受けやすいため、フェイスラインはニキビが悪化しやすい部位でもあります。
ニキビが悪化してしまうと、ニキビ跡が残ったり、凸凹したクレーターになってしまったり、傷が盛り上がったりします。ニキビが治まっても、キレイな肌に戻ることが難しくなってしまう場合も。
そのため、ニキビ治療は早めに行うことが大切です。
美容皮膚科フェミークリニックでは、ニキビ治療の症例が豊富にあり、さまざまなニキビ治療のメニューをご用意しています。初期のニキビ治療はもちろん、赤ニキビや黄ニキビのように悪化してしまったニキビ治療もご相談ください。
ニキビ治療は再発を防止する根本治療が大切。フェミークリニックなら、フェイスラインニキビの根本原因を突き止め、ニキビを再発させない治療を行います。しつこいフェイスラインのニキビを治し、この先もずっと美肌を継続していきたいとお考えの方は、フェミークリニックの無料カウンセリングにぜひご相談ください。
このページの監修医師
フェミークリニック総院長北山 英美子
東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。
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