『サリチル酸ピーリングってどんな治療?』
『サリチル酸ピーリングの効果は?』
サリチル酸ピーリングは、サリチル酸マクロゴールという薬剤を使ったピーリング治療です。ピーリングは肌のターンオーバーを促進する美肌治療ですが、痛みや赤みが残ってしまうリスクがあるため注意が必要です。安全かつ効果的にサリチル酸ピーリングをするには、どうすれば良いのでしょうか?
そこで今回は、美肌治療実績20年以上の美容皮膚科フェミークリニックが、サリチル酸ピーリングの効果やメリット、注意点について解説します。
この記事を読めば、安全かつ効果的にサリチル酸ピーリングをする方法がわかります。
フェミークリニックでは、肌のお悩みをお持ちの方のために無料カウンセリングを実施しています。最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、どうぞお気軽にご来院ください。
サリチル酸ピーリングは、ケミカルピーリングの一種で、薬剤にサリチル酸マクロゴールを使ったピーリング治療です。肌のターンオーバーを促進し、ニキビやニキビ跡、シミ、毛穴の詰まりなどを改善することができます。
サリチル酸は、古い角質や余分な皮脂を溶かして取り除くことができる酸の一種です。肌の表面に蓄積した角質や皮脂などの汚れを取り除き、肌のターンオーバーを促進することで、肌質を正常化する作用があります。
ただし、サリチル酸が肌に浸透しすぎてしまうと、酸の力で肌を痛めてしまったり、赤みや色素沈着が残ってしまうリスクがあります。
サリチル酸を有効成分にした自宅用のピーリング剤やエステサロンでのピーリング治療も存在するようです。しかし、医療用のピーリング剤ではないため、有効成分が少なく効果が得られない場合があります。また、酸が強く効きすぎてしまった場合、傷や痛みが残ってしまうリスクがあるため、セルフケアやエステサロンでのピーリング治療はおすすめできません。
サリチル酸ピーリングを安全に行うには、医療機関でのピーリング治療をおすすめします。医療機関が使用するサリチル酸にはマクロゴールという成分が含まれており、安全かつ効果的に美肌効果を発揮できるからです。
マクロゴールは軟膏の一種で、油性の基材となります。サリチル酸にマクロゴールを混ぜ込むことで、サリチル酸が肌の一定層以上に浸透することを防ぐことができます。肌は表面よりも内側にいくほど水分量が多いため、ある一定の水分量になるとマクロゴールと肌の水分が反発しあって、サリチル酸がそれ以上浸透するのを防ぎます。
サリチル酸マクロゴールを使用することで、サリチル酸のピーリング効果を安全かつ効果的に発揮することができるようになりました。
フェミークリニックのケミカルピーリングは、基本となる薬剤にサリチル酸マクロゴールを使用しています。サリチル酸は角質を溶かす作用があり、マクロゴールは酸がお肌に浸透しすぎるのを防げますので、従来のピーリング治療に比べ、お肌に与えるダメージが少なく、肌表面にある古い角質や余分な皮脂・汚れのみを取り除くことが可能となります。
サリチル酸ピーリングをお考えの方は、フェミークリニックまでご相談ください。安全性の高い医療用のサリチル酸マクロゴールを使用することはもちろん、美容皮膚科医が患者さまおひとりおひとりの肌の状態を診察し、施術経験が豊富な看護師が丁寧にやさしくピーリングを行います。
最適な治療プランを無料でご提案しておりますので、まずはフェミークリニックの無料カウンセリングで肌のお悩みや目指したいゴールをご相談ください。
サリチル酸ピーリングの主な効果やメリットは、以下の3つです。
● 古い角質や皮脂汚れが剥離され、ワントーン明るい美肌になる
● 肌のターンオーバーが促進され、肌の弾力やハリが回復する
● ダウンタイムが少なく、効果を実感しやすい
それぞれを解説します。
1つ目のサリチル酸ピーリングの効果やメリットは、古い角質や皮脂汚れが剥離され、ワントーン明るい美肌になることです。
サリチル酸ピーリングは、肌表面に蓄積した古い角質や皮脂汚れを効果的に剥離させることができます。サリチル酸には角質溶解作用があり、肌の表面にある古い角質や皮脂汚れを取り除くことで、肌本来の明るさを取り戻すことが可能です。
サリチル酸ピーリングを行えば、シミやくすみが取れ、ワントーン明るい肌色へと導かれます。また、毛穴の詰まりが解消されることで、ニキビ予防、毛穴の引き締め効果も期待できます。
2つ目のサリチル酸ピーリングの効果やメリットは、肌のターンオーバーが促進され、肌の弾力やハリが回復することです。
サリチル酸ピーリングによって古い角質が除去されることで、滞っていた肌の新陳代謝が活性化されます。これにより肌の内側でコラーゲンやエラスチンの産生が活発になり、肌の弾力やハリが回復してふっくらとしたやわらかい美肌が作られます。
正常なターンオーバー周期を保つことは、肌の若々しさを維持する上で非常に大切です。肌のターンオーバーを促進するサリチル酸ピーリングは、肌質を根本から改善して高い美肌効果を発揮できます。
3つ目のサリチル酸ピーリングの効果やメリットは、ダウンタイムが少なく、効果を実感しやすいことです。
サリチル酸ピーリングの大きなメリットの一つは、ダウンタイムが比較的少ないことです。肌の古い角質を除去するサリチル酸に、肌への浸透をコントロールするマクロゴールを組み合わせることで、痛みや赤みを抑えつつ、効果的なピーリング治療を可能としています。
肌の表面にある古い角質や余分な皮脂だけを溶かして取り除くことができるので、サリチル酸ピーリングは1回の治療でも効果を実感していただけます。なお、月1回程度の施術を5~10回繰り返していただくと、より高い美肌効果をより長く持続させることも可能となります。
サリチル酸ピーリングは、患者さまの肌のお悩みや肌質によって最適な治療プランが変わります。ニキビやニキビ跡、シミ、くすみ、しわ、たるみ、毛穴の開きなど、さまざまな肌トラブルに効果を期待できますので、フェミークリニックまでお気軽にご相談ください。医師が肌の状態を的確に診断し、最適な治療プランを無料でご提案いたします。
サリチル酸ピーリングの主なデメリットや注意点は、以下の3つです。
● 施術後12時間はメイクができない
● アスピリン喘息やアレルギーがある場合は使用できない
● 紫外線対策と保湿をしっかりと行う必要がある
それぞれを解説します。
1つ目のサリチル酸ピーリングのデメリットや注意点は、施術後12時間はメイクができないことです。
サリチル酸ピーリングを施術した直後は、肌の表面が剥離されて、一時的に非常に敏感な状態になっています。施術直後にメイクをすると、化粧品の成分が刺激となり、肌トラブルの原因になることがあります。また、ピーリングによって開いた毛穴にメイクの成分が入り込むことで、再び汚れが毛穴に詰まってしまう可能性もあります。
そのため、施術後は少なくとも12時間はメイクを避け、肌のバリア機能を回復させる必要があります。サリチル酸ピーリングの施術をしたあとは、メイクをせずにご帰宅いただきますので、おでかけやお仕事の予定がない日をおすすめします。
2つ目のサリチル酸ピーリングのデメリットや注意点は、アスピリン喘息やアレルギーがある場合は使用できないことです。
サリチル酸はアスピリンに近い物質であるため、アスピリン喘息をお持ちの方や痛み止めに対するアレルギーをお持ちの方は、ご使用いただけません。アスピリンアレルギーのリスクが存在するため、サリチル酸ピーリングを医療機関以外で施術することはおすすめできません。
また、妊娠・授乳中の方、皮膚に湿疹や痛みがある方、皮膚に感染症がある方などは、治療が受けられない場合があります。詳しくはフェミークリニックまでご相談ください。
3つ目のサリチル酸ピーリングのデメリットや注意点は、紫外線対策と保湿をしっかりと行う必要があることです。
サリチル酸ピーリング後の肌は、肌のバリア機能が一時的に低下した状態になるため。紫外線に対して非常に敏感になります。紫外線は肌の老化を加速させ、シミやしわ、ニキビなどを悪化させる原因になります。サリチル酸ピーリングの治療中は、日焼け止めや日傘、帽子、サングラスなどを使用し、紫外線対策をしっかりと行ってください。
また、ピーリングによって表面が剥離した肌は、水分が失われやすく、乾燥にも十分な注意が必要です。念入りに保湿を行って、肌が乾燥しないように注意しましょう。保湿を行うことで肌のバリア機能の回復も早まります。
フェミークリニックでは、アフターフォローやホームケアのアドバイスも積極的に行っております。サリチル酸ピーリング後のケアにご不明な点があれば、フェミークリニックのスタッフに何なりとご質問ください。
今回は、サリチル酸ピーリングの効果やメリット、注意点について解説しました。
サリチル酸ピーリングは、高い美肌効果が期待できますが、肌を傷つけたり痛めたりするリスクもあるため、信頼できる医療機関での施術をおすすめします。医療用のサリチル酸マクロゴールなら、肌を痛めるリスクを低減し、肌を内側から活性化することができるからです。
サリチル酸ピーリングについてご不明な点やご不安な点があれば、フェミークリニックまでご相談ください。
フェミークリニックは、開院以来20年以上の美肌治療実績があるため、安全かつ効果的な美肌改善が可能です。無料カウンセリングでは、最適な治療プランを無料でご提案しております。どうぞお気軽にご来院ください。
サリチル酸ピーリングに関するよくある質問をまとめました。
このページの監修医師
フェミークリニック総院長北山 英美子
東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。
click to invisible