『顔の赤いシミは早く治した方がいいの?』
『赤いシミはなぜできるの?』
顔に赤いシミができた場合は、早めに一般皮膚科を受診することをおすすめします。赤いシミをそのまま放置しておくと、がんに発展する危険性があるからです。赤いシミは自己判断せず、必ず専門医の診断を受けてください。すぐに適切な治療を行えば、がんに発展することを防げます。
今回は、2003年の開業以来、シミ治療症例数15万件以上の美容皮膚科フェミークリニックが、顔の赤いシミの原因や注意点について解説します。
この記事を読めば、顔の赤いシミのリスクや対処法がわかります。
顔にできた赤いシミは、日光角化症の可能性があります。日光角化症は、「有棘細胞癌」という皮膚がんに進行する場合があるため、そのまま放置せずに一般皮膚科を早めに受診することが大切です。
日光角化症は、薄いピンクや赤のざらざらした湿疹、またはかさぶたのような症状が3カ月以上続きます。日光角化症の原因は、長期間にわたって紫外線を浴びたことだと考えられます。日光によって肌の表面の細胞が破壊されたり、肌の深部にまで入り込み活性酸素を発生させたりするからです。
ガンが出来る原因は、細胞が破壊されることで免疫細胞の働きを活性酸素が弱めてしまうことです。そのため、日光角化症による赤いシミは、がんに移行するリスクが高いのです。
通常のシミ(老人性色素斑や肝斑、そばかすなど)は、茶褐色や黒色に近い色、黄褐色をしています。一方、日光角化症の赤いシミは他のシミよりも目立ちません。そのため、見過ごしてしまったり、治療が遅れてしまったりするケースが考えられます。顔にできた赤みシミが気になる場合は、そのまま放置せずに早めに一般皮膚科を受診して専門医の診察を受けてください。
日光角化症は、病巣が表面にある初期の段階なら比較的簡単に治療できます。早期に治療を行えば、がんの発症リスクを抑えることができるので、顔にできた赤いシミが気になる場合は、早めに一般皮膚科の診察を受けましょう。
顔の赤いシミは、早めに治療を始めることが大切です。その主な理由は以下の3つです。
● 初期のがんに移行する前だから
● 早期に治療を行えばがんのリスクを減らせるから
● 治療後の傷や副作用を少なくできるから
それぞれを解説します。
顔の赤いシミの治療を早めに行うべき1つ目の理由は、日光角化症は初期のがんに移行する前段階だからです。
顔の赤いシミは、日光角化症の可能性があります。日光角化症は、そのまま放置すると初期のがんに移行するリスクがあるため、早めに専門医の診断を受けることが大切です。
赤いシミのように思えても、ニキビ跡の炎症や脂漏性角化症、赤ら顔である場合もあります。しかし、自己判断で放置することはがんに移行する可能性を高めてしまいますので、早めに一般皮膚科を受診してください。
顔の赤いシミの治療を早めに行うべき2つ目の理由は、早期に治療を行えばがんのリスクを減らせるからです。
日光角化症は、早めに治療を開始すれば、がんのリスクを減らすことができます。日光角化症を治療するには、手術での切除、液体窒素での凍結壊死、外用薬の処方などを行います。早期であれば悪化する前に治療が行えますので、患部ががん化したり、他の部位に転移したりすることを防げます。
日光角化症は早期の治療でがんのリスクを減らせますので、顔にできた赤いシミが気になる場合は、まずは一般皮膚科を早めに受診してください。
顔の赤いシミの治療を早めに行うべき3つ目の理由は、治療後の傷や副作用を少なくできるからです。
日光角化症は、皮膚の浅い部分にできるものなので、早めに治療を開始すれば治療後の傷や副作用を少なくすることができます。日光角化症が進行してがん化すると、患部を深く切除したり、切除後の痛みが長く続いたりするリスクが高まります。
初期症状であれば、メスで患部を切り取ったり、液体窒素で凍結壊死させたりすることなく、外用薬で改善できる場合もあります。日光角化症を外用薬で治療できれば、患部に傷や痛みが残るリスクも減らせますので、顔の赤いシミが気になる場合は、早めに一般皮膚科を受診してください。
このように、顔の赤いシミを早期治療することには非常に多くのメリットがあります。日光角化症を放置するとがん化し、命に関わる危険性がありますので、顔の赤いシミが気になる場合は、必ず一般皮膚科での診察を受けてください。
日光角化症ではないと診断が確定されれば、ニキビ跡の炎症や脂漏性角化症、赤ら顔(毛細血管拡張症・酒さ)などの可能性があります。ニキビ跡の炎症や脂漏性角化症、赤ら顔などの美肌治療は保険適用外となりますので、キレイに治したい場合はフェミークリニック(東京・大阪)までご相談ください。
日光角化症を予防するには、日ごろから紫外線対策を行うことが大切です。日光角化症は、長年にわたって紫外線を浴び続け、そのダメージが蓄積されることで発症すると考えられます。
そのため、紫外線対策を継続的に行うことが日光角化症の予防に繋がります。
日ごろから実践したい紫外線対策は以下の通りです。
● 年間を通じて日焼け止めを塗る
● 日傘や帽子、サングラスなどで紫外線をブロックする
● なるべく日陰を選んで歩く
● 窓際に近寄らない
● 外出や運動はなるべく早朝や夕方以降に行う
特に色白肌の方、ニキビ肌の方、乾燥肌の方は、紫外線の影響を強く受けやすいためご注意ください。
紫外線を浴びるとシミができる以外にも肌の乾燥にも繋がり、皮脂の過剰分泌が増え、ニキビやくすみ、毛穴の黒ずみなどのさまざまな肌トラブルの原因にもなります。肌を乾燥させないように、日ごろから保湿もしっかりと行いましょう。
また、紫外線による肌へのダメージを蓄積させないためには、生活習慣の改善やストレスの発散も大切な要素です。栄養バランスの良い食事や睡眠不足・運動不足の解消などに積極的に取り組むこともおすすめします。喫煙や飲酒を控えることも美肌治療には大切です。
フェミークリニックでは、ニキビやシミ、くすみ、毛穴のトラブルなどを改善する美肌治療を行っています。日ごろから美肌を心がけることは、顔の赤いシミ(日光角化症)の予防にも効果的です。
若々しい美肌を長くキープしたいとお考えの方は、フェミークリニック(東京・大阪)の無料カウンセリングをご利用ください。生活習慣の改善やスキンケアのアドバイスも行っております。
フェミークリニック(東京・大阪)では、顔の赤みや炎症の治療を行っています。赤みを伴うニキビ跡やシミ、赤ら顔などでお悩みの方は、フェミークリニックの美肌治療をぜひお試しください。
ニキビ跡の炎症は、アクネ菌が増殖したことにより引き起こされます。炎症した細胞を修復するために毛細血管が拡張し、赤く見えるケースもあります。
ニキビ跡の炎症を改善するには、肌のターンオーバーを高めるとともに、ニキビが再発しないようにアクネ菌を殺菌することが大切です。
フェミークリニック(東京・大阪)では、肌のターンオーバーを高めるケミカルピーリングやアクネ菌を殺菌して炎症を抑える光線治療などのメニューをご用意しています。
ニキビ跡の炎症でお悩みの方は、フェミークリニックの無料カウンセリングにてご相談ください。
脂漏性角化症は、一般的にシミと呼ばれている老人性色素斑が進行して患部が盛り上がった状態をいいます。老人性イボとも呼ばれます。良性腫瘍の一種であるため、がん化する心配はほとんどありません。
しかし、盛り上がった部分が擦れて赤く炎症を起こす場合や発症する部位によってはイボが目立ってしまう場合があるため、美容目的での治療を行う方も多いです。
フェミークリニック(東京・大阪)では、CO2レーザーによる脂漏性角化症の切除が可能です。脂漏性角化症が擦れて悪化すると、患部の赤みが増したり、イボが大きくなったりする可能性がありますので早めの治療をおすすめします。
赤ら顔は、表皮の下の真皮にある毛細血管が何らかの原因で拡張し、皮膚表面に赤みとして透けて見える「毛細血管拡張症」である場合と、30代以上の女性に多くみられる顔の中心部が赤く腫れたようになり、まれに膿を伴うことがある「酒さ」である場合があります。
症状や赤みの範囲により、原因も治療法も異なりますので、詳しくはフェミークリニック(東京・大阪)の無料カウンセリングにてご相談ください。
今回は、顔の赤いシミについて解説しました。
顔にできた赤いシミは、日光角化症の可能性があります。日光角化症は、そのまま放置すると皮膚がんになる危険性があるため、早めに一般皮膚科を受診しましょう。初期段階で治療を行えば、がん化するリスクを抑えつつ、傷や痛みを残さずに治せる場合があります。
日光角化症が原因でなければ、命に関わる病気ではありません。しかし、顔の赤みや炎症は、見た目の問題としてお悩みになる方は多いです。
顔の赤みや炎症の原因は、ニキビ跡の炎症や脂漏性角化症、赤ら顔などが考えられます。こうした肌トラブルでお悩みの方は、フェミークリニック(東京・大阪)までご相談ください。
フェミークリニックでは、最新の美肌治療メニューを多数ご用意していますので、さまざまな肌トラブルに対応することが可能です。無料カウンセリングでは、患者さまの肌質やお悩みにあわせて最適な治療プランを無料でご提案しております。無料カウンセリングも完全予約制・完全個室での実施となりますので、肌のお悩みを安心してご相談いただけます。どうぞお気軽にご来院ください。
顔のシミに関するよくある質問をまとめました。
このページの監修医師
フェミークリニック総院長北山 英美子
東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。
click to invisible