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そばかすのレーザー治療で失敗はある?きれいに治すためのコツを紹介

そばかすはメラニン色素が肌に集中して形成される小さな茶色い斑点で、特に顔や肩に多く現れます。紫外線でできるシミと同様、肌をくすんで見せる原因になり、気になる方も多い症状です。

そんな気になるそばかすはセルフケアで治すのは難しいですが、レーザー治療を初めとする医療アプローチであれば治療することが可能です。

しかしお顔にレーザーを照射する治療は「もし失敗したら?」と心配になる方もいらっしゃるでしょう。

そこでこの記事では、そばかすのレーザー治療で起こり得る失敗と、美容医療できれいに治すための注意点を解説します。

そばかすでお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

目次
1
そばかすとは?他のシミとの違い
そばかすの特徴
老人性色素斑の特徴
肝斑
ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)
シミの見極めは医師でも難しいことも
2
フェミークリニックのそばかす治療
①肝斑がある場合、肝斑治療を優先
②まずはフォトSR(IPL)でそばかすを薄くする
③シミ取りレーザーorレーザートーニング
3
そばかすやシミのレーザー治療での失敗とその原因
レーザー治療の失敗例:そばかすが取れなかった
そもそもそばかすでないシミだった
レーザーの強さや波長があっていなかった
レーザー照射の範囲・回数が足りていない
レーザー治療の失敗例:そばかすやシミが濃くなった
肝斑が潜んでいた
通称「戻りジミ」と呼ばれる現象
レーザー治療の失敗例:患部の色が白く抜けた
白斑化とは
レーザー治療の失敗例:傷痕が残った
4
そばかすのレーザー治療で失敗しないために
経験豊富な医師を選ぶ
丁寧なカウンセリングを受ける
正しいアフターケアを実践する
5
そばかすのレーザー治療でよくあるご質問

そばかすとは?他のシミとの違い

そばかすを治療するにあたってまず重要なのは、その気になるシミが本当にそばかすかどうかを見極めることです。
そばかすと聞くと多くの人が顔の中心や体に表れる小さな茶色い点々としたシミを思い浮かべますが、そばかす以外にも「老人性色素斑」や「肝斑」など、さまざまなタイプのシミが存在します。
それらを見極めて適切な治療をするために、それぞれのシミの特徴について解説します。

そばかすの特徴

そばかすの特徴

子どもの頃から鼻を中心に左右対称に表れる小さい斑点です。色白の人に多く表れます。

見た目の特徴

・左右対称に小さな点状

・薄めの黄褐色で、春夏に色が濃くなる

部位

頬・目の下・鼻根・背中

原因

遺伝的要因、紫外線

年齢

乳児期から発症し、思春期に目立つようになる

主な治療方法

シミ取りレーザー/レーザートーニング/フォトSR(IPL)/フォトRF(SR)

老人性色素斑の特徴

老人性色素斑の特徴

主に紫外線によって生まれたメラニンが、加齢とともに肌に滞留してできる、シミの代表格です。

見た目の特徴

・境界線がハッキリとした茶褐色、または黒に近い色

・年齢と共に濃くなったり、増えたりする

現れる部位

顔・肩・手の甲(紫外線の当たりやすい部分)

原因

紫外線、加齢、ストレス

年齢

30代以降に発症(早ければ20代から発症)

主な治療方法

シミ取りレーザー/レーザートーニング/フォトSR(IPL)/フォトRF(SR)

肝斑

肝斑

左右対象にもやもやとした形で表れるシミで、主に30代~40代の女性に発症します(男性にも発症します)。

見た目の特徴

・赤みを帯びた黄褐色で、左右対称にできる

・一般的なセルフケアでは治りにくい

・女性にできやすい

部位

頬骨あたりが多い

原因

紫外線、お肌への摩擦、女性ホルモン

年齢

30代~40代に多く、妊娠中や更年期にも発症

主な治療方法

レーザートーニング/ゼオスキンヘルス/アクシダーム/ケミカルピーリング/レチノールピール/コラーゲンピール

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)

他のシミに比べてお肌の深部のメラニンが原因となるシミで、加齢と関係なく表れます。

見た目の特徴

・左右対称にまとまってできる

・真皮層にある深いシミ(アザともいわれる)

・褐色や灰色に色が変化して見える

部位

頬(顔以外には発症しない)

原因

紫外線、遺伝的要因、ホルモンバランスの乱れ

年齢

10代後半~30代で発症し、20代がピーク

主な治療方法

シミ取りレーザー/ルビーレーザー(大阪梅田院限定)

シミの見極めは医師でも難しいことも

これらのシミは複合的に現れていることも珍しくなく、見極めは医師でも難しいケースがあります。
しかしシミの種類を間違って治療を進めると、効果が見られなかったり、さらにはかえって悪化してしまうこともあります。
自己判断で治療を進めず、信頼できる医師の診察を受けてじっくり治療方針を考えることをおすすめします。

フェミークリニックのそばかす治療

美容皮膚科フェミークリニックは2003年の開業以来、15万件以上のシミ治療を行っています。

その経験に則った診察や最新のマシンなどを用いて、そばかすとそれ以外のシミを見極め、適切な治療プランをご提案します。

そばかすの確実な治療を考えている方に、当院の標準的なそばかす治療方法を解説します。

①肝斑がある場合、肝斑治療を優先

①肝斑がある場合、肝斑治療を優先

そばかすは単体で現れることもありますが、ある程度年齢になると他のシミと混ざっているケースが多くなります。
診察によって肝斑が混ざっていることがわかった場合は、肝斑の治療を先に行うことをおすすめしています。なぜなら、肝斑にシミ取りレーザーなどの強い刺激を与えると、肝斑が悪化してしまうためです。

まずはシミ取りレーザーより刺激が少なく肝斑の悪化の懸念がないレーザートーニングをメインに、並行して投薬治療(トラネキサム酸やシナールの内服、ハイドロキノンやレチノールの外用)などで、肝斑の治療を進めます。(これらの治療によってもそばかすやシミも少しずつ改善します)

肝斑の治療が完了したのち、残ったそばかすやその他のシミの本格的な治療に進みます。

②まずはフォトSR(IPL)でそばかすを薄くする

②まずはフォトSR(IPL)でそばかすを薄くする

肝斑への懸念がなくなったら、いよいよそばかす自体にアプローチしていきます。
その方法ですが、まず、そばかすのように小さい斑点がたくさんあり、メラニンの濃さもバラバラのシミひとつひとつにピンポイントでレーザーを当てていくのはあまり現実的ではありません
そこでそばかすがお顔の広範囲わたって広がっている場合は、まずはフォトSRでの治療をおすすめします。
フォトSRによるそばかす治療は、IPLという光エネルギーを患部全体に照射することで、そばかすの原因となっているメラニン色素を広範囲に渡って除去します。

お肌の奥深くまでエネルギーを届けられるため、老人性色素斑より深いところにメラニンがあるそばかすにも、効果を発揮します。
 
フォトSRは、メラニンを除去する効果の他に、光のエネルギーによりお肌のハリを蘇らせて毛穴を引き締める効果、全体的なくすみを取る効果もあるため、美肌を求める方にも人気の施術です。
 
このフォトSRを3~4週間に一度くらいの頻度で5回ほど照射することで、そばかすを全体的に薄くしていきます。
 
フォトSR治療は痛みが少なく、施術後の赤みや腫れなどのダウンタイムも最小限に抑えられることも特徴です。治療を受けた当日からメイクや入浴も可能です。
薄いかさぶたができることもあるため、大切なご予定の直前の施術は避けたほうがよいでしょう。

③シミ取りレーザーorレーザートーニング

③シミ取りレーザーorレーザートーニング

フォトSRによる治療でそばかす全体を薄くしたあと、それでも残ったそばかすやシミをシミ取りレーザーによって除去します。
シミ取りレーザーは、強力なレーザーをシミにピンポイントで照射し、そこに滞留しているメラニン色素を分解します。
分解されたメラニン色素は、徐々に肌表面に浮き出てきて数週間後にかさぶたとなって取り除くことができます。

フォトSRによってそばかすが薄くなっても広範囲に渡ってシミが残った場合は、再度レーザートーニングの治療を行うのが良いケースもあります
 
どちらの治療を選択すべきかは、そばかす治療の進行具合や肌の状態、そばかすの深さや数、肌質によって異なります。
フェミークリニックの美容皮膚科医が診断し、最適な治療方針を一緒に考えていくのでご安心ください。

そばかすやシミのレーザー治療での失敗とその原因

そばかすやシミのレーザー治療での失敗とその原因

シミやそばかすの治療にレーザーは有効ですが、場合によっては思うように薄くならなかったり、思わぬ肌トラブルを招いたりすることもあります
その事例とその原因を知ることで、失敗を避けて理想通りの治療効果を得るヒントにしましょう。

レーザー治療の失敗例:そばかすが取れなかった

レーザー治療を受けてもそばかすが改善されない場合はあります。可能性としては以下のような原因が考えられます。

そもそもそばかすでないシミだった

そばかす以外のシミをそばかすと誤診し、適切な治療でなかった。

レーザーの強さや波長があっていなかった

そばかすの範囲や濃さに対して適切ではない設定のレーザーを照射してしまった。

レーザー照射の範囲・回数が足りていない

シミ取りレーザーは強力ですが、一度の照射では取り切れないこともあります。また、そばかすが広範囲に渡って広がっている場合、ピンポイントで照射するシミ取りレーザーでは照射しきれない可能性があります。

レーザー治療の失敗例:そばかすやシミが濃くなった

せっかくレーザー治療を受けたにも関わらず、そばかすやシミが濃くなってしまった、という声も聞かれます。

その原因と考えられるのは以下の通りです。

肝斑が潜んでいた

そばかすと考えていたシミに肝斑が混ざっていた場合、シミ取りレーザーの強い刺激によって肝斑が悪化してしまった可能性があります。

通称「戻りジミ」と呼ばれる現象

シミ取りレーザーを照射したシミが“一時的に”濃くなってしまう「戻りジミ」と呼ばれる現象があります。この現象は正確には炎症後色素沈着と呼ばれ、レーザーの熱の刺激によりメラニン色素が過剰に生成され、治療したはずのシミが濃くなってしまったように見える現象です。

肌質や体質に左右されることも多く、一定の確率で起こり得る症状で、正確には「失敗」というわけではありません。

すべての患者さまに起きるわけではありませんが、もし表れた場合でも長くても一年あれば自然と収まります。

レーザー治療の失敗例:患部の色が白く抜けた

光治療やレーザー治療によりメラニンを除去した場合、照射部分のくすみが取れて他の皮膚より白くみえることがあります。その場合は時間の経過とともに馴染んでわからなくなりますが、よりはっきりとシミの部分が白くなってしまった場合は、「白斑化」という症状の可能性があります。

白斑化とは

周りに比べて白くなるというよりも、はっきりと患部が白くなります。

レーザーの出力が強すぎたり、短期間に何度も照射したりすることで色素細胞がダメージを受けたことが原因とされています。

レーザー治療の失敗例:傷痕が残った

シミ取りレーザーのレーザーは、ピンポイントでメラニンに反応して治療するので、周辺組織に傷が残るようなことは通常ありません。

しかし誤った出力や照射後のダウンタイム中におけるアフターケアが間違っていると、傷として残ってしまう可能性があります。

そばかすのレーザー治療で失敗しないために

そばかすが気になる方にとって、レーザー治療は非常に有効ですが、成功するためにはいくつかの重要なポイントがあります。

経験豊富な医師を選ぶ

経験豊富な医師を選ぶ

シミ・そばかす治療は、シミの種類の違いの見極めとシミに合った治療の正しさが結果を大きく左右します。そのためシミやそばかすの治療では、適切な医師を選ぶことが最も重要です。
そばかす治療の経験が豊富な美容皮膚科専門医による、患者さまお一人お一人の症状に合わせた治療を受けることをおすすめします。

フェミークリニックは2003年の開院以来、のべ15万件以上のシミ治療を行ってきました。その経験に基づいて慎重かつ適切なそばかす治療プランをご提案いたします。

丁寧なカウンセリングを受ける

丁寧なカウンセリングを受ける

繰り返し述べているように、シミ・そばかす治療はシミの種類を見極めて適切な治療を行うことが重要です。
レーザー治療を行うにしても、まずは丁寧なカウンセリングと診察を受け、どのような種類のレーザーや光を当てるのが良いか医師にじっくり検討してもらい、そばかすの治療を完了させるまでの長期的な治療プランについて丁寧な説明を受けましょう。治療過程を知ることで、安心して施術を受けることができます。
また大切なお顔に直接治療を行っていくことになるので、リスクや副作用についても事前に詳しく説明してもらい、不明点はこの時に解消しておきましょう

フェミークリニックでは無料のカウンセリングを行っています。
そばかすが気になっている方、あるいは複合的なシミやくすみにお悩みの方は、ぜひお気軽にクリニックまでお越しください。
無理な勧誘などもいたしませんので、診察や治療プランについて説明を受けた上で、施術を受けるかじっくりご検討いただければと思います。

正しいアフターケアを実践する

正しいアフターケアを実践する

レーザー治療後の肌は非常に敏感です。施術後のデリケートな時期に正しいケアを行うことはそばかすをきれいに治すためにとても重要です。
治療後に医師が指示するアフターケア方法はしっかり行うようにしてください。
 
一般的には、直射日光を避けること、肌の乾燥を防ぐために十分な保湿を心掛けること、患部をいじったり、摩擦を避けたりすることなどを指示します。
これらは、レーザー治療によって敏感になった肌を守り、そばかすを含む様々なシミの悪化や再発を防ぐための手段です。

日焼けは肌のダメージをさらに悪化させる可能性があるため、日焼け止めを正しく使用し、帽子や日傘を利用して肌を紫外線から保護しましょう。
また、保湿は肌のバリア機能を支え、乾燥や炎症を防ぎます。保湿剤は、肌に優しく刺激の少ないものを選びましょう。
摩擦は色素沈着のきっかけとなるため、洗顔やスキンケアの際は泡のクッションで洗ったり、指先で擦らず肌を抑えるようにして保湿したりするようにしましょう。
またタオルやマスクによる摩擦にも気をつけましょう。
 
レーザー治療のあとに保護テープなどを処方された場合は、用法用量を守って正しく使用しましょう。
 
これらのアフターケアにより、レーザー治療の効果を最大化し、治療後の肌の回復を助けることができます。

そばかすのレーザー治療でよくあるご質問

そばかすのレーザー治療に関するよくある質問をまとめました。

そばかすはレーザーで消えますか?

そばかすのメラニン除去にレーザー治療は有効です。

ただ、無数の斑点が発生しているそばかすすべてにピンポイントでレーザーを照射することは現実的でないため、まずは広範囲への光を照射して薄いそばかすを治療する「フォトSR」や、広い範囲にやわらかいレーザーを当てる「レーザートーニング」での治療をおすすめする場合があります。

シミやそばかすを消すにはレーザーを何回当てる必要がありますか?

大きくはっきりしたシミは、「シミ取りレーザー」を一度ピンポイントに照射することで消せることが多いです。

ただ、小さな斑点がたくさんあるそばかすの場合は、まずは肌全体に光治療「フォトSR」を5回ほど行い、薄いそばかすを治療してから残った濃いそばかすにレーザーを当てる方が、結果的にご満足いただける場合が多いです。

そばかすのレーザー治療のリスクや副作用はありますか?

「シミ取りレーザー」のリスクとして、治療による赤み・痛み(ヒリつき)・色素沈着・火傷を起こす可能性があります。また 照射2、3日後から10日後くらいまでかさぶたができますが、自然に剥がれ落ちます。

そばかす治療のダウンタイムは何日ですか?

光治療の「フォトSR」にダウンタイムはほぼありません。うっすらとしたかさぶたができることがありますが、当日からメイクで隠すことができます。

「シミ取りレーザー」の照射をした場合は、患部には保護テープをしばらく貼っていただきます。照射2、3日後くらいからかさぶたが形成されはじめ、10日前後で剥がれ落ちます。

そばかすのレーザー治療は痛いですか?

光治療やレーザー治療の痛みは、どちらも「パチンとゴムで弾かれたような痛み」と例えられます。「痛みが強くて続けられない」というような痛みではありません。

シミ取りレーザーのほうは特に痛みが強いため、オプションで麻酔のご用意もあります。もし痛みへの不安感が強いようであればカウンセリング時にお気軽にご相談ください。

またシミ取りレーザーの施術後の患部はヒリヒリとした軽い火傷のような痛みが残りますが、数時間~数日で自然と治まります。

フェミークリニック総院長 北山 英美子 (東邦大学医学部卒業 undefined所属)

このページの監修医師

フェミークリニック総院長北山 英美子

東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。

  • 最終学歴
  • 東邦大学医学部
  • 所属学会
  • 日本形成外科学会
  • 日本美容外科学会
  • 日本皮膚科学会
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