見た目を整えるだけでなく、ムレや不快感の解消にも役立つVIO脱毛。
特に医療脱毛で行うVIO脱毛は、一度完了してしまえば半永久的に処理をする必要がなく、いつでも快適な下半身でいることができる年々人気が高まっている施術です。
しかし一度完了すれば二度と生えて来ないからこそ、迷うのが「どこまで処置してどこを残すか」。つまり、アンダーヘアの形(デザイン)です。
この記事では、これからVIO脱毛を検討している方のために、アンダーヘアの処理で人気の形や、VIO脱毛で後悔しないためのコツなどを解説していきます。
VIOとは、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部の両側)、Oライン(ヒップ周辺)の総称で、これらのムダ毛を処理することをまとめてVIO脱毛といいます。
V・I・Oそれぞれの脱毛範囲は以下の通りです。
フェミークリニックでは、Vラインは足の付け根から2cmの範囲を指します。
エチケットとして自己処理で定期的に整えている方も多いのではないでしょうか。
Iラインとは、女性器の周囲に発毛している部分の毛を指します。
女性器周辺から肛門までのラインに生えたムダ毛を脱毛します。
見た目の改善はもちろん、かゆみやニオイの抑制にも効果的です。
※粘膜部分は脱毛できません。
Oラインとは、肛門周りに生えるムダ毛を指します。
肛門周辺の発毛している部分すべての照射が可能です。
どうしても汚れやすい箇所で、自分では見えにくく自己処理しづらいため、医療脱毛で無毛にすることで、衛生的に保つことができます。
VIOの脱毛をする際、Vラインに残すアンダーヘアを任意の形に整えることができます。
また、すべてを脱毛して無毛にするハイジニーナも人気です。
代表的な形をイラストで記載します。
アンダーヘアのデザインは、お好みに合わせて様々な形に残すことができます。デリケートな部分なので他人に訊くことは恥ずかしいという方も、パートナーに見せることもあるので、みんなはどうしているんだろう?と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでフェミークリニックで人気の脱毛デザインについてご紹介します。
フェミークリニック各院で一番人気を3ポイント、2番目に人気の形を2ポイント、3番目に人気の形を1ポイントとして集計しました。
VIOすべての毛を残さず脱毛してつるつるにする「ハイジニーナ」は、近年人気が急速に高まっているデザインです。
完全に無毛になることでムレやニオイを軽減できることや、攻めたデザインの水着や下着を身につける時に、ムダ毛がはみ出したりすることを気にせずに楽しめることなどが大きなメリットです。
生理の時の不快感なども一気に軽減されるため、ハイジニーナにした方は「やってよかった」と満足度が高いようです。
一度トライアングルなどに整えてしばらくしたのち、やっぱり「全部なくてもいいかも」と改めてハイジニーナにする患者さまもいらっしゃいます。
Vラインを逆三角形型に小さく整えた形です。
下着や水着からアンダーヘアがはみ出す心配をせず好きなデザインのものを着用できるのはもちろん、きちんと整えている感はありつつ、元の生え方から大きく逸脱していないことが人気の理由です。
Vラインの毛量を全体的に減らして、生えている範囲を何もしないよりも小さく整えるデザインです。
自然な見た目なので、パートナーや温泉などの公共の場での他人に整えていることに気づかれにくく、それでいて清潔さやムレの軽減という恩恵を受けることができます。
はじめてVIO脱毛をする方で、いきなりわかりやすく整えたデザインにするのは不安……という方が、最初に挑戦してみるにもおすすめなデザインです。
最初はナチュラルで脱毛を完了し、のちのち「もっと整えてみてもいいかな」と考えてもう一度脱毛にいらっしゃる患者さまもいらっしゃいます。
医療脱毛は、毛根の発毛組織ごと破壊してしまうため、一度脱毛が完了してしまえば二度と生えてくることはありません。
そのため、脱毛のデザインはよく考えてから決める必要があります。
とくにハイジニーナは、まったくの無毛になるため、美容意識がある程度高い層には当たり前でも、すべてのひとにとってはそうではないため、温泉で大浴場に入る時に他人の目が気になったりすることがあります。
また、パートナーがいらっしゃる方はハイジニーナにする前に予め伝えておいたほうがびっくりさせてしまったりといったトラブルは少ないでしょう。
先述の通り、永久脱毛はレーザーを必要な回数当てた箇所は二度と毛が生えることがありません。
理想通りのデザインにしてもらうためには、予めレーザーを照射する看護師さんとどこまでの範囲を脱毛し、どんなデザインとしてVラインを残したいかをしっかりすり合わせておきましょう。
ハイジニーナではなくVラインを残す場合、Iラインを完全に無くすではなく、Vラインとつなぐように少し残すと自然になるのでおすすめです。
医療レーザー脱毛や脱毛サロンなどの光脱毛では、照射部分は事前にシェービングを行う必要があります。
大抵のクリニックやサロンでは、デリケートゾーンの脱毛であっても自己処理を基本としています。(Oラインは無料で行ってくれるところもあります)
この事前剃毛で残している形がアンダーヘアのデザインとなるため、自分で処理を行う場合は理想の形になるように慎重に剃毛を行う必要があります。
剃れていない部分は照射がうまく行かず、また生えてきてしまうリスクがあります。
Vラインを残しつつも全体の毛量を減らしたい場合は、最初の1~2回の照射は全剃りして全体にレーザーを当てることもあります。
フェミークリニック公式YouTubeチャンネルでは、みんなが気になるVIO脱毛のギモンについてフェミークリニック北山総院長が解答した動画がアップされています。
自己処理のやり方や人気のアンダーヘアの形、実際にVIO脱毛を受けられた方のインタビューなども収録されていますので、ぜひ御覧ください。
このページの監修医師
フェミークリニック総院長北山 英美子
東邦大学医学部を卒業後、東邦大学形成外科に入局。経験を積んだのち、渋谷フェミークリニックを開院。2006年よりフェミークリニック全7院の総院長を務める。
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